施工実績
- 延松塗装 延松義幸(写真・左) 内田さんからお話をいただいたのは令和2年でしたね。
- 株式会社有明 内田善啓様(写真・右) 前年10月の台風19号の影響でこの辺り一帯が冠水し、弊社も浸水に加え、壁にはヒビや埃、苔がこびり付くなどの大きな被害を受けました。その補修も兼ねて延松さんにお願いすることにしました。
- 延 松 元々は外壁塗装だけの予定でしたね。
- 内田様 それがだんだん綺麗になっていくと、汚れている箇所がどんどん目についてしまって、最終的には中も全部お願いすることにしました。依頼する決め手は費用感と信頼関係です。延松さんは工事に手抜きがないのはもちろんですが、私や会社の将来までを見据えて、次の世代まで維持できるような塗料がいいですよと提案してくださいました。
- 延 松 当時はまだまだ一般的ではなかったラジカル塗料を使いました。ラジカル塗料は光沢感が持続することに加えて親水性が高く、カビや汚れが付きにくいという特徴もあります。台風による浸水で石膏ボードは湿気を吸ってカビを発生させてしまっており、補修する際にはこの防カビ機能も考慮しました。塗装する色にもこだわりがありましたね。
- 内田様 外壁をロゴや看板の色に合わせたかったんです。また、弊社はCSR活動の一環として環境保護にも積極的に取り組んでいるので、できる限り、環境への負荷が少ない塗料を使うようお願いしました。
- 延 松 とても苦労しました(笑)。とくに色はメーカーにも協力してもらって、サンプルを何パターンか作ってもらい、その中から塗装後の仕上がりが最も良いものを採用しました。
- 内田様 おかげで大満足の仕上がりとなりました。ありがとうございました。
【福島県郡山市】有限会社シンプルプラン 様
塗装箇所
外壁(215㎡)、屋根(43㎡)、軒天、その他
- 延松塗装 延松義幸 宍戸さんとは父の代からお世話になっています。
- 有限会社シンプルプラン 宍戸健一様 私こそ、延松さんのお父様・お母様には大変お世話になりました。
自宅も延松さんに塗装をしていただきました。
- 延 松 そうでしたね。宍戸さんが現在の場所に事務所を移転したのは令和元年でしたね。
- 宍戸様 そうです。16年間空き家だった築35年の物件を購入し、リフォームして事務所として使っています。
躯体はしっかりしていましたが、16年間も放置されていたので、外壁は所々さびが出ていました。
- 延 松 金属サイディングが劣化してしまったんですね。
- 宍戸様 そこで、外壁と内装の一部を、補修も含め、信頼する延松さんにお願いした次第です。
- 延 松 さびは見た目はもちろん、耐久性にも大きく影響します。
外壁全体にさび止めを施しましたが、さび止め塗料は仕上げ塗装の色に合わせる必要があり、
宍戸さんの希望色は下地の隠ぺい力が弱いアイボリーだったので、
下地が透けないよう丁寧に塗らせていただきました。
- 宍戸様 そんな苦労があったんですね。丁寧に対応いただき、ありがとうございます。
延松さんから仕上げ塗料について色々ご提案いただいたのですが、
保険業という職業柄、耐久性を重視しようと考えていましたので、
ご提案いただいた塗料の中から、割高ですが耐久性の高いフッ素塗料でお願いしました。
- 延 松 耐久性の高いフッ素塗料はメンテナンス回数を減らせるので、結果的にトータルコストを抑えることができます。
また、外壁に付着した汚れは、塗料の親水性により雨水と一緒に流れ落ち、外壁をきれいに保ってくれますよ。
- 宍戸様 それは嬉しい機能です。掃除の手間が省ける分、スタッフも喜んでくれるでしょうね。
- 延松塗装 延松義幸 弊社にご依頼いただくことになったきっかけをお教えいただけますか。
- 株式会社プリベント大沼 大沼栄一様 25年前に塗装した床の経年劣化が進み、
日頃の掃除やメンテナンスではもはやどうすることもできない、補修の限界を感じていました。
あとはタイミングだけを見計らっていたのですが、工費の目処がついたのでお願いすることにしました。
- 延 松 御社のような自動車整備工場では、床のキズや汚れが目立ちにくい「緑色」を選ばれることが多いのですが、
それをあえて「白色」を選んだのは、どのような意図があったのでしょうか。
- 大沼様 自動車整備工場のイメージを変えたかったのと、「社員の意識改革」ですね。
「白色」は当然、汚れが目立ちます。しかし、緑でも白でも汚れは必ず付きます。
社員には「なぜ白なのか」と苦言を呈されましたが、いざ白に塗り替えてみると、汚れが目立ち掃除しやすくなる。
何より、工場を綺麗に保つことはお客様へのサービス向上につながると、社員も実感できるようになりました。
- 延 松 逆転の発想ですね。しかし、そんな大沼さんの思いに応えるのは、とても大変でした。
- 大沼様 どのようなことですか?
- 延 松 第一に、工場の床に適した、傷つきにくく耐久性の高い塗料に「白色」がほとんどなかったこと。
付き合いのある塗料メーカー数社に聞いてみましたが、「白」の在庫があるメーカーは1社だけでした。
第二に、大沼さんから提示された工期がGWの10日間だけだったことです(笑)。
この期間ではどうやっても無理だったので、
GWは床、梁や天井はお盆と、2回に分けて作業をすることでご了承いただきました。
第三に、梁や天井の作業をするのに本来であれば足場を組みたいところですが、
それでは足場の組立や解体に時間が取られ、お盆期間内に終わらせることは不可能。
そこで工場内に入れるサイズの高所作業車を手配したのですが、作業台の高さがギリギリ。
加えて、炎天下の屋根下は熱気がこもって大変でした。
- 大沼様 そんな苦労があったんですね。ご迷惑をおかけしました。
でも、おかげさまで大満足の仕上がりとなりました。本当にありがとうございました。